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治験翻訳演習担当講師
東京医科歯科大学非常勤講師
アルパ・リエゾン株式会社代表
有馬貫志
《第11回》 辞書について
治験翻訳をしていて、分からない言葉があったとき、最初にどんな辞書を使っているでしょうか?世界的に有名な医学辞書といえば、例えば『ステッドマン医学辞典』などが思い浮かびますが、すでにお持ちの方も多いと思います。このような権威のある辞書の良さはなんと言っても、記述内容の信憑性の高さにあります。問題は、記載事項の数の少なさでしょうか。
情報量の多さという点では、インターネットで利用できる『英辞郎』が圧倒的でしょうか? こちらも、すでに活用されている方も多いと思います。実際『ステッドマン』では見つからない専門用語がたくさん掲載されています。でも、内容の信憑性という意味では、専門の辞典にはかなわないかもしれません。
一方、治験で必須の辞書といえば「MedDRA」です。こちらは日本公定書協会
http://www.sjp.jp/
が管理する、副作用や有害事象に関する専門辞書です。ただし、MedDRAの使用は原則的には個人では難しく、契約先のクライアントや翻訳会社を通して利用することになります。誰でも簡単に利用できる日が待ち望まれます。
治験専門の辞書は、翻訳会社でも扱っているところがあります。情報量の多いもの、少ないもの、有料のもの、無料のものと様々ですから、一度比較してみるといいでしょう。また、英語サイトの英英辞典や医学辞典始め、他の辞典なども、どんなものが利用可能なのか、調べておきましょう。
http://dir.kotoba.jp/ncat.cgi?pwd=10&k=80&w=2&mL=2&DC=100&LC=100&fsz=2
などのサイトも参考になると思います。
つーほんメール【第95号】2006年7月22日発行より転載
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