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この連載は、メールマガジン「つーほんメール」のバックナンバーです。
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治験翻訳演習担当講師
東京医科歯科大学非常勤講師
アルパ・リエゾン株式会社代表

有馬貫志





第1回 治験翻訳講座が今春からスタート
 今春4月から、いよいよ治験翻訳講座が開始されます。昨年の夏に開講された特別講座は、お蔭様で予想以上の反響を頂き、治験翻訳のエキスパートたちが何人も巣立っていきました。4月からは新たに翻訳初心者向けの基礎クラスも設け、春秋2学期の常設コースとして生まれ変わります。メールマガジンでは、講座の教室から生まれた翻訳の疑問や思わず盛り上がった話題など、新鮮な情報をいち早くお届けする予定です。ご期待ください。
 ところで、みなさんはどうして翻訳者への道を歩み始めたのでしょう? 理由は定かではないのですが、僕たち人間には、どこか学習したり向上したりすることへの根源的な喜びの感覚が存在しているのではないでしょうか? Arthur C. Clarkeは、2001 A Space Odyssey の中で、猿人 Moon Watcher が Monolithから最初の教育を受けた場面をこんな風に描いています。

It was a vague and diffuse sense of envy -of dissatisfaction with his life. He had no idea of its cause, still less of its cure; but discontent had come into his soul, and he had taken one small step towards humanity.

  原初の教育が施したものは、人の心に奥深く植えつけた向上心、すなわちaspiration という名の driving force なのではないでしょうか? だとすれば、それがどこから来たにせよ、われわれの知的探求心は眼に見えない世界遺産です。ね? だから、あなたも勉強したくなる。よりよい自分を実現したくなる。さあ、そう思ったあなた、治験翻訳講座でお会いしましょう!

つーほんメール【第84号】2006年2月6日発行より転載